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新卒2年目が挑んだ!! RustとOSS、実は怖くない話

  • トラック A

  • 11:55 - 12:20 (JST)

    • 発表言語: 日本語

このセッションは、「OSSというものは完璧な状態であり、自分のような駆け出しプログラマが気軽につけ入る隙なんてないではないか」とOSSに対して不安感を抱いている方を対象としています。新卒2年目のRustプログラマが、OSS活動への不安を乗り越え挑戦した経験を通じて、Rustの機能に支えられたポイントや躓きやすい点、OSS活動を始めたことで感じた困難と喜びをお伝えします。

まず、過去の自分がOSS活動のどんなポイントに恐怖を感じていたのか、そしてOSS活動を経験してみて実際はどうだったのかを共有し、OSS活動への敷居を下げることを目指します。 次にRustの特徴として、ResultやOptionなどの豊かな型表現、データの不変性・可変性が型で明示されることなどを説明します。これにより初めてOSS活動に挑戦するRust初学者や、まだRustを触ったことがない方が、Rustに興味を持つきっかけを提供します。

その後、初心者が躓きやすいポイントについても紹介します。例えば、Rustの参照には不変(共有)参照&Tと可変(排他)参照&mut Tがありますが、内部可変性を持つデータ構造の場合、&Tでもデータが不変ではないことがあります。また、Mutexをif letにそのまま渡すとデッドロックのリスクがあるといった、初心者が遭遇しがちな問題点を共有し、障害を減らすことを目指します。

最後に自作のクレートを紹介します。このクレートはRustでの実行時安全性の向上や効率的なバリデーション処理を目的としており、初めての自作OSSということで紹介したいと考えています。

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プロフィール

新卒2年目のWEBエンジニアです。 本業では Go や Rust を書いていて、副業では Scala を書いています。


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