トラック B
12:30 - 12:55 (JST)
ユニークビジョンは、SNS アカウント管理、CRM、SNS キャンペーンなどを通じて、企業と生活者のつながりを提供する SNS マーケティングツール「Beluga シリーズ」を開発・提供している会社です。
このセッションでは、「仕様変更のたびにテストが壊れる」「外部APIの単体テストが書けない」「テストデータの作成・メンテナンスが煩雑」など、開発現場でよく直面するテストにまつわる課題に対して、実務でRustを7年使ってきた経験から得られた実践的な解決策をご紹介します。
・壊れやすいテストへの対応
一度書いたテストは仕様変更により壊れやすく、何度も書き直しが必要になります。 プロダクトの成長に伴い、テストの修正に費やす時間は増加の一途をたどります。 壊れやすいテストを改善する方法は様々ありますが、本セッションではDBのテーブル変更に強いテストの実装方法についてお話します。
・テストしにくい外部APIへの対応
外部で提供されているAPIは、正常系だけでなくエラー系のテストも実施したいところです。 しかし、実際のAPIでは自由にエラーを発生させることができません。 ユニークビジョンではSNSのAPIを利用しており、その経験を活かしたモックを使用したテスト手法をご紹介します。
東京電機大学大学院数学専攻修了。フューチャーアーキテクトでコンサルタントを経てR&Dに所属、魔法のiらんど CTO、フューチャースコープCTOを歴任後、ユニークビジョンの創業に参加し取締役CTOに就任。最新技術を用いてパフォーマンスを追求し、柔軟で拡張性の高い仕組みをつくる。特にDB設計に注目し、将来のデータ量を想定し最適なテーブル設計を行っている。
Copyright © Rust.Tokyo 2024 all rights reserved.